税理士の職場には、山のように大量の書類が存在しているものです。これはフリーランスとして働く人の部屋でも、大手税理士事務所のオフィスでもほとんど変わることはありません。なぜなら、税理士という仕事が書類作成を代行する仕事だからです。

個人の確定申告ならそれほど多くの書類は必要なく、場合によっては書類も十枚以下で済ませられることもあります。しかし、ある程度以上の規模の会社の税務処理ともなると、書類の数は数百から数千になることもめずらしくないのです。
近年は多くの会社でパソコンで税務処理を行うようになってきてはいますが、それでも紙の書類の数は大変なことになるケースがほとんどです。

大企業の税務処理を代行するときには、部屋中が何かしらの書類でいっぱいになり、整理をするだけでも数時間かかることはざらにあります。常日頃から書類の整理をして、いくら枚数が増えても問題ないように管理しておく必要があるでしょう。この辺りの管理スキルも、税務処理を代行していくためには絶対的に必要となるものです。きちんと整理をして、さらに紛失しないように管理しておくのが望ましいでしょう。

場合によっては自分のオフィスに保管するのは危険なこともあるので、レンタルスペースを借りて安全な保管をすることもあります。書類仕事がメインになるために、紙とは切っても切れない縁のある仕事です。細かい数字や文字を見るのが苦痛なら、こうした仕事はなかなかできるものではありません。
税理士の仕事は、こうした根気がいる一方で、成し遂げたときの達成感を確実に感じることができる仕事でもあります。